Classici giapponesi con furigana
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しょうせつ えんちょう
小説 圓朝
正岡 容
Leggi 小説 圓朝 (しょうせつ えんちょう) di 正岡 容 (まさおかいるる) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 163.270 caratteri · 325 schermate
ついにその日に困ってお国は茶屋奉公に。かくて伴蔵と結ばれたというわけなのである。でも、結ばれたのは単にお国と伴蔵ばかりでない、十七席を重ねてきたAB二つの因縁因果物語もまたこの二人の結ばれによってはじめて一心同体と結ばれたのである。
その結果、伴蔵の女房おみねは夫の不身持を怒って、果ては嫉妬半分お前が「萩原様を殺して海音如来のお像を盗み取って、清水の花壇の中へ埋めて置いたじゃないか」と声高に罵るようになる。ここにおいて我々はお像を盗み取ったばかりでなく彼、伴蔵、日頃、厄介になっている新三郎を殺害したことを初めて知って事の意外に驚くのである。同時に今にしてお露お米にお札を貼がしてと頼まれたとき、お前様方を中へ入れて萩原様にもしものことあると私たち夫婦は食べていかれなくなるからと、幽霊に居直ってどこからどう持ちださせたものやら大枚百両持ってこさせ、ではと先立ってお札貼がしにでかけていったとき圓朝自らおみねをして「大層長かったね、どうしたえ」と訊ねさせ、また伴蔵をして「覗いてみると、蚊帳が吊ってあって何だか分らないから裏手のほうへ廻るうちに」といわしめている用意に思い当るのである。