Classici giapponesi con furigana
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ふえふきがわのじょうりゅう(ひがしさわとにしさわ)
山の憶い出 上
木暮 理太郎
Leggi 山の憶い出 上 (ふえふきがわのじょうりゅう(ひがしさわとにしさわ)) di 木暮 理太郎 (こぐれりたろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 284.014 caratteri · 565 schermate
其距離は十間もあるまいと思うが、残念ながら合流点から瀑は望めない。元は瀑壺の上を横切って橋が架けてあったものと見えて、危く朽ち残っている。第二瀑と第三瀑は共に楢俣にあって、相互に六、七十間を隔てているそうである。高さは四、五尺から七、八尺を超えぬものらしい。
此沢筋は古くから戸倉又は尾瀬への通路として、時折往来したこともあったのであろう。『藤原温泉記行』にも
一、湯小谷川を上へ木根沢を越行は、東入の十倉といふ処へ出ると也。東入は廿三ヶ村ありて、十倉は人家の詰りにて、山を越は八里にして奥州会津ヒノヘ又村へ出ると也。湯小谷より北の方大ナラ又の沢(大なる川也と)を詰れば、尾瀬ヶ原尾瀬の尾山なんとへいで会津へこす、十四五里もありといふ。会津にては是を三十里越といふよし也。是らは道ありといふのみにして越したる人もきかず。
と書いてある。五万の地図にある小径は、湯小屋から八谷越を経て小楢俣に出で、更に小さな峠を上下して、東桶小屋沢から楢俣に沿い、狩小屋沢の或地点まで通じている。大正九年に私達が通った時は、東桶小屋沢から峠へかからずに楢俣に沿うて下り、山の鼻を左に廻って小楢俣に出で、八谷越の道に合した。