Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

ja-reading.com

Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.

しきぶこうじ

式部小路

泉 鏡花

Leggi 式部小路 (しきぶこうじ) di 泉 鏡花 (いずみきょうか) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 74.847 caratteri · 149 schermate

Aozora Bunko

芸妓や娼妓でも囲いあがりゃ、いざこざはちっともねえが、汝が病家さきの嬢さんの落目をひろッて、掻きあげにしやあがったは、何のこたあねえ、歌を教えて手を握る、根岸の鴨川同断だ。江戸ッ児の面汚し、さあ、合点が出来ねえぞ、)とぐるぐると廻って突立つから、慌てて留める婆さんを、刎ね飛ばす、銚子が転がる、膳が倒れる、どたばた、がたぴしという騒ぎ、お嬢さん、と呼んで取さえてもらおうとしても、返事もなけりゃ、寂閑はどういうわけ?……

(もう寐やがったか、太え奴だ。)

とドンと襖へ打附かって、眼の稲妻、雷の声、からからからと黒煙を捲いて上る。ト、これじゃおもりが悪いようで、婆さん申訳がありますまい。

あとから夢中で駆け上った、この時でさ、――先生。

二人とも驚いたのは。

二階の二人が、クスクス笑っていたというんですものな。

気の抜けること夥しい。

ちんちんをするような形で、棒を呑んでしゃっきりと立った、愛吉の前へ小さな紫檀の食卓の上から、衝と手を伸ばして、

(親方、申上げよう、)

といって猪口をさして、山の井さんが、呵々と笑ったとお思いなさい。」

光起は藍と紺、味噌漉縞一楽の袷羽織、おなじ一楽の鼠と紺を、微塵織の一ツ小袖、ゆき短にきりりと着て、茶の献上博多の帯、黄金ぶちの眼鏡を、ぽつりと太い眉の下、鼻隆く、髭濃かに、頬へかけ