Classici giapponesi con furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Leggi 日記 (にっき) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 17.620 caratteri · 36 schermate
一月九日
一月十日
一月九日(金曜)晴 寒
〔摘要〕学校出席、お雪ばばあが来る。
途中にて古橋さんに会う。
学校に行くと何故こんなかと思うほど平凡にあんけらかんとして日を送ってしまう。けれ共今日はそれ以外に私の心に大変に感じさせられた事があった、けれ共そんな事はなんでもないと思わなければならない。そんな事におしつぶされるより以上の勇気を熱心をもたなければならない。一日中そいでも私は青いかおをして居た。「錦木」も「千世子」も思っては居てもいまだに手をつけて居ない。来週からでもやらなければならないと思う。やり出せば気を入れてするがするまでを出しぶるのは私の何にでもつく癖だ。「錦木」はもっと短かくまとまって色の濃い優しげなものでなければいけない。何とはなしとりとめのない想が私の頭の中に一ぱいになってかえって苦しいほどだ。
一月十日(土曜)晴 寒
〔摘要〕学校出席
十二時が打つと学校から帰れるのが私達にはたまらなくうれしい事だ。何か私の胸の中にうごめいて居るもののある様にこみあげる笑いが私の頬に一人手にさし込んで来る、思って居る事をずんずんはこんで行かなければならない、三学期は短かいから学校のあるうちだけはがまんしようかとも思う。