Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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なりひらぶんじひょうりゅうきだん

業平文治漂流奇談

三遊亭 円朝

Leggi 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 159.974 caratteri · 317 schermate

Aozora Bunko

と出したのは高麗青皮(こうらいせいひ)に趙雲(ちょううん)の円金物(まるがなもの)、後藤宗乘の作でございます。

文「立派な胴乱だ」

亥「胴乱でごぜいますか」

文「これは高麗国の亀の甲だというが、類(たぐ)い稀なる物……これは名作だ、結構な物、どうしてこれを御所持でございます」

亥「それはなに、妙な、なに泥ぼっけになっていたのを拾ったのです」

文「これはお前さんの手に在(あ)っても入(い)るまい」

亥「入りませんとも」

文「抵当(かた)も何も入らぬが、これは預って置きましょう」

文治郎の手にこれが這入るのは蟠龍軒の天運の尽きで、これが友之助の手に這入って、遂に小野庄左衞門の讎(かたき)が分るというお話、鳥渡(ちょっと)一吹(いっぷく)致しまして申し上げます。

十七

文治は予(かね)て大伴の道場に斬入(きりい)るは義によっての事でございまして、身を棄て、義を採ります。命を棄てゝも信を全くする其の志がどう云う所から起りましたか、文治郎は何か学問が横へ這入り過ぎた処があるのではないかと或る物識(ものしり)が仰しゃったことがございます、余り人の為の情(なさけ)と云う