Classici giapponesi con furigana
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なりひらぶんじひょうりゅうきだん
業平文治漂流奇談
三遊亭 円朝
Leggi 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 159.974 caratteri · 317 schermate
処から此の様に浪人致し、お前は何も知らない身分で、住み馴れぬ裏家住居、私(わし)に内証(ないしょう)で肌着(はだぎ)までも売ったようだが、腹の空(へ)った顔も見せず、孝行を尽して呉れるに、なんたる因果のことか、此の貧乏の中へ眼病とは実に神仏(かみほとけ)にも見放されたことかと、唯(たゞ)私(わし)の困る事よりお前に気の毒でならない」
町「あゝお父様勿体ないことを仰しゃって下さいますな」
庄「まア/\そんなことを云うな、清貧と云って清らかな貧乏は宜しいが、汚(けが)れた金を以(もっ)て金持と云われても詰らん、あゝ清貧と云えば昨夜天神の前でお前が癪の起った時、御介抱なすって下すった御仁は御親切な方だなア」
町「お父様、其のお方は実に御親切な方でございます、業平橋に在(い)らっしゃる文治郎様と仰しゃいます方だそうですが、私(わたくし)がお父様の御眼病の事をお話し申しました処が、そういう訳ならこれを持って行(ゆ)けと仰しゃってお金をお出し遊ばしまして」
庄「そうだってのう、見ず知らずの者に四十金を恵むと云うのは感心な方だのう」