Classici giapponesi con furigana
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うたよみにあたうるしょ
歌よみに与ふる書
正岡 子規
Leggi 歌よみに与ふる書 (うたよみにあたうるしょ) di 正岡 子規 (まさおかしき) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 17.419 caratteri · 35 schermate
三たび歌よみに与ふる書
景樹の歌がひどく玉石混淆であるところは俳人でいうと蓼太に比するが適当と被思候。蓼太は雅俗巧拙の両極端を具えた男でその句に両極端が現れ居候。かつ満身の覇気でもって世人を籠絡し全国に夥しき門派の末流をもって居たところなども善く似て居るかと存候。景樹を学ぶなら善きところを学ばねばはなはだしき邪路に陥り可申、今の景樹派などと申すは景樹の俗なところを学びて景樹よりも下手につらね申候。ちぢれ毛の人が束髪に結びしを善きことと思いて束髪にゆう人はわざわざ毛をちぢらしたらんがごとき趣有之候。ここのところよくよく濶眼を開いて御判別可有候。古今上下東西の文学などよく比較して御覧可被成、くだらぬ歌書ばかり見て居っては容易に自己の迷を醒ましがたく見るところ狭ければ自分の汽車の動くのを知らで隣の汽車が動くように覚ゆるものに御座候。不尽。〔『日本附録週報』明治三十一年二月十四日〕
三たび歌よみに与ふる書
前略。歌よみのごとく馬鹿なのんきなものはまたと無之候。歌よみのいうことを聞き候えば、和歌ほど善きものは他になき由いつでも誇り申候えども、歌よみは歌よりほかのものは何も知らぬゆえに歌が一番善きように自惚候次第に有之候。