Classici giapponesi con furigana
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わすれえぬひとびと
武蔵野
国木田 独歩
Leggi 武蔵野 (わすれえぬひとびと) di 国木田 独歩 (くにきだどっぽ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 94.018 caratteri · 192 schermate
叔父さんが飛び起きた。
『何だ何だ危ない! どうしたッ?』と掬うようにして僕を起こした。僕はそのまま小藪のなかに飛び込んだ。そして叔父さんも続いて飛び込んだ。
『打ったな!』と叔父さんは鹿を一目見て叫んだ。そして何とも形容のしようのない妙な笑いを目元に浮かべて僕に抱きついた。そして目のうちには涙を浮かべていた。
* *
* *
この日は猟師が言ったほどの大猟ではなかったがしかし六頭の鹿を獲て、まず大猟の方であった。そして僕のうった鹿が一番大きかった、今井の叔父さんは帰り路僕をそばから離さないで、むやみに僕の冒険をほめた。帰路は二組に分かれ一組は船で帰り、一組は陸を徒歩で帰ることにして、僕は叔父さんが離さないので陸を帰った。
陸の組は叔父さんと僕のほか、判事さんなど五人であった。うの字峠の坂道を来ると、判事さんが、ちょっと立ち止まって、渓流の岩の上に止まっていた小さな真っ黒な鳥を打った。僕が走って行ってこれを拾うて来て判事さんに渡すと、判事さんは何か小声で今井の叔父さんに言ったが、叔父さんはまじめな顔をして『ありがとう』