Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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えどまえのつり

江戸前の釣り

三遊亭 金馬

Leggi 江戸前の釣り (えどまえのつり) di 三遊亭 金馬 (さんゆうていきんば) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 106.910 caratteri · 214 schermate

Aozora Bunko

ぼくは九尺と二間、東京の白ギス竿。釣りにくいがよく釣れる。十二時四十分納竿して、二時三十分難波駅着。湯へも行かずに顔を洗って、昼夜二回高座をつとめる。大阪の客は、万才めあての客が多いのと、ほとんどが団体客なのでやりにくい。すなおなクスグリは、みな素通りしてしまう。戦前の法善寺の「花月」あたりの客とはまるで違う。大阪に落語家が少なくなったためもある。大阪のはなし家が、東京の客は実にやりよいというのもうなずける。高座はやりにくいが釣りはおもしろい。

六月五日 キス四十尾。

約束をしてあったわけではないが、五時の一番釣り電車で出かける。だしぬけなので、船頭は野良へ出てしまっていて、家の人に捜しまわってもらう。

幸い餌があったので、八時半に舟を出す。神田彦平氏は手ばね三本、鈴をつけて二尺ぐらい長い針素の二本針。ぼくは、きょうは三尺と六尺の二本竿。相変わらずの横太流しで、針素を長く地を切ってときどきから合わせをする。

十二時に納竿して、一時四十分難波駅着。魚をこしらえ湯へ行って昼席をつとめる。

釣りにくいがおもしろい釣りであった。

六月八日 箱作にて浪花釣友会の社長杯大会。