Classici giapponesi con furigana
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はいいろのきょじん
灰色の巨人/魔法博士
江戸川 乱歩
Leggi 灰色の巨人/魔法博士 (はいいろのきょじん) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 156.085 caratteri · 312 schermate
消えた少年
ぼくは、この少女はもちろん、一寸法師も、大男も、たいした悪人じゃないと思いますよ。」
それを聞くと、中村警部や警官たちは、へんな顔をしました。犯人をとらえたと信じていたのが、そうでないといわれて、がっかりしてしまったのです。
この明智探偵の考えは、あたっていたでしょうか。そして、ほんとうの犯人というのは、いったい、どんなやつで、どこにかくれているのでしょうか。
消えた少年
それから、明智探偵と小林君が、園井正一少年をつれて、「にじの宝冠」を園井君のおとうさんのところへ返しにいくことになりました。
「園井君、どこにいるんだい、さあ、いっしょに、きみのうちへいこう。おとうさんは、きっと、よろこんでくださるよ。」
しかし、だれも、こたえるものがありません。
「園井君……。」
「正ちゃあん……。」
みんなが、声をそろえて、よびたてました。しかし、園井少年はどこにもいないのです。
「へんだなあ。どこへいったんだろう。みんな、懐中電灯をつけて、さがしてくれたまえ。」
小林団長の命令で、少年たちは、てんでに万年筆型の懐中電灯をつけて、そのへんを歩きまわりました。警官たちも、大きな懐中電灯で、森の中を、くまなくさがしました。