Classici giapponesi con furigana
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まきのとみたろうじじょでん
牧野富太郎自叙伝
牧野 富太郎
Leggi 牧野富太郎自叙伝 (まきのとみたろうじじょでん) di 牧野 富太郎 (まきのとみたろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 94.045 caratteri · 185 schermate
てあります。山吹に似たものでは、同じイバラ科の白山吹、ケシ科の山吹草等があります、かの太田道灌と山吹の里の少女の物語に『七重八重花は咲けども山吹の実の一つだになきぞかなしき』という和歌があります。
ところでこれは一重と八重のどちらを歌ったものでしょうか。八重の山吹にはたしかに実ができません。それでこれは八重のものだと考えられます。一方一重には小さな実が出来ますが、この実は非常に小さく素人ではなかなかわかりにくいものです、故に山吹には実がないといいます。それでこの一重の山吹の繁く咲き重ったのを七重八重という風に形容したと考えることも出来るわけです。
さて私は八十七歳の今日まで元気に植物の研究をつづけて参りましたが、植物に親しきことは非常にええもんです(先生しきりにこのええもんですをつかわれる)。これには芝居や映画を見るのと違い一銭もかけずに楽しむことが出来ます。又私が今日このように元気なのも植物に親しみ採集などによく山野を歩いたためではないかと思います。植物に親しむことの第一は、先ず名前を正確に覚えるようにすることです。従来アジサイを紫陽花とかき、カキツバタを燕子花とかく人がありますが、これらはジャガイモを馬鈴薯とかくのと同じく皆誤りです。