Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

ja-reading.com

Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.

いしかりがわ

石狩川

本庄 陸男

Leggi 石狩川 (いしかりがわ) di 本庄 陸男 (ほんじょうむつお) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 253.535 caratteri · 506 schermate

Aozora Bunko

しかしはるばると、ようやく辿りついた河口のイシカリで立往生した。番屋のものに捕えられた。

使丁の語りたいのはこの一場面であった。

「なにものだ? というわけですさ、――間違えるな、日本政府の堀盛とは俺のことだ、と、名乗りましたな、それならば一議に及ばず斬って捨てろ、白刃をふりかぶったので驚いた、――日本政府の堀盛と知って斬るのか、――いかにも、――それはそうでしょう、五稜廓政府の出来ていたことなどカラフトでは知らなかった、その大将が榎本と聞いて云ったそうです、――生命を惜むわけではないが、とにかく榎本に会わせて貰いたいものだ、どこで死のうと覚悟の上だ、カラフト問題を埋めては死にきれない――と、そう叱りとばしたのが、それがあの堀さんですよ、函館まで護送させて――そこはさすがにおん大将ともなる榎本の釜次郎さんだ、両雄相見てたちまち意気投合したんでございますね、大したものですよ、榎本さんは云いました、――お身はその足で直ちに日本政府に申告するが宜い、われらが軍艦にて津軽までお送り申そう――と、昨日の敵は今日の友ですよ、大臣級の人物が来なくッちゃア――と、黒田さんを引っぱって来たのも堀さんですよ、黒田さんと云えば函館戦争の参謀で、榎本さんたちの助命についちゃア頭をまるめたあの人で、西郷さんの弟分で――」