Classici giapponesi con furigana
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ふくざわゆきち
福沢諭吉
高山 毅
Leggi 福沢諭吉 (ふくざわゆきち) di 高山 毅 (たかやまつよし) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 54.555 caratteri · 109 schermate
ですから、諭吉が子どものわるいところをとがめると、子どものほうも、諭吉のわるいところをいうというありさまで、ほんとうにあかるい家庭でした。
そのころ、しつけのきびしい家では、主人が外出するときは、家じゅうのものがげんかんにおくってでて、手をついておじぎをしたり、かえってきたときには、また、げんかんにでむかえるというのがならわしでしたが、諭吉は、けっして、そんなことはやらせませんでした。諭吉は外出するといっても、げんかんからでるとはきまっていません。台所からさっさとでていくことだってありました。かえるときも、そのとおりで、そのときの足のむいたほうからでていったり、はいったりしていました。
あるとき、出入りの商人がきて、いいました。
「先生、わたしのうちには、また女の子が生まれました。こんどこそ、男の子が生まれてほしいとおもっていましたので、がっかりしました。」
これをきいた諭吉は、
「女の子で、どうしてわるいのかね。じょうぶでさえあれば、いいじゃないか。せけんでは、男の子が生まれると、『たいそうめでたい。』といい、『女の子であってもじょうぶなら、まあまあめでたい。