Classici giapponesi con furigana
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きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
Leggi 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 189.935 caratteri · 379 schermate
其の時検使に立ちました役人の評議にも、誰が殺したか、織江も手者だから容易な者に討たれる訳はないが、企んでした事か、どうも様子が分らん。死屍の傍に落ちてありましたのは、春部梅三郎がお小姓若江と密通をいたし、若江から梅三郎へ贈りました文と、小柄が落ちてありましたが、春部梅三郎は人を殺すような性質の者ではない、是も変な訳、何ういう訳で斯様な文が落ちてあったか頓と手掛りもなく、詰り分らず仕舞でござりました。織江には姉娘のお竹と祖五郎という今年十七になる忰があって、家督人でございます。此者が愁傷いたしまして、昼は流石に人もまいりますが、夜分は訪う者もござりませんから、位牌に向って泣いてばかり居りますと、同月二十五日の日に、お上屋敷からお呼出しでありますから、祖五郎は早速麻上下で役所へ出ますと、家老寺島兵庫差添の役人も控えて居り、祖五郎は恐入って平伏して居りますと、
寺島「祖五郎も少し進みますように」
祖「へえ」
寺島「此の度は織江儀不束の至りである」
祖「はっ」
寺島「仰せ渡されをそれ…」
差添のお役人が懐から仰せ渡され書を取出して読上げます。
一其の方父織江儀御用に付き小梅中屋敷へ罷り越し帰宅の途中何者とも不知切害被致候段不覚悟の至りに被思召無余儀永の御暇差出候上は向後江戸お屋敷は不及申御領分迄立廻り申