Classici giapponesi con furigana
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やみよのうめ
闇夜の梅
三遊亭 円朝
Leggi 闇夜の梅 (やみよのうめ) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 22.133 caratteri · 44 schermate
玄「何じゃ……悪党とは」
九「ヘエ誠に面目次第もござえませぬ、お前さんの為には現在の弟でありながら、十九の時に邸を出て了いやした、それゆえ粂の顔を知らねえもんだから騙しに行ったんです、兄さん大層まア年が寄って、お顔を見忘れちまいましたよ」
玄「なに誰じゃ」
九「誰でもねえ、お前さんの弟の三次郎です」
玄「おゝ、弟の三次郎、成程然う云えば、何所か見覚えのある顔だ、それが何うして此所へ出て来た」
九「まア聞いてくだせえ、私が上野の三橋側の夜明しの茶飯屋のところで、立派な身形の新造が谷中長安寺への道を聞いてるんで、てっきり駈落ものと睨んで横合から飛び出し、私もね、お前さんが其の長安寺の和尚さんとも知らず、粂之助が私の弟ということも知らねえもんだから、旨い金蔓に有附いたと実ア其の娘を駆して引張出し、穴の稲荷の脇で娘を殺し、巾着ぐるみ有金を引浚い、死骸は弁天の池ン中へ投り込んだのは私の仕業だ、そればかりでなく、娘を殺す前に、段々様子を聞くと、宅に奉公をして居た粂之助と云う者は、暇が出て当時では谷中仲門前の長安寺と云う寺に居るんだと聞いたから、もう一仕事しようと思って粂の処へ出かけ、旨く騙して金子を持って逃げておいでなさいと云った