Classici giapponesi con furigana
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あさひのよろい
あさひの鎧
国枝 史郎
Leggi あさひの鎧 (あさひのよろい) di 国枝 史郎 (くにえだしろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 239.520 caratteri · 475 schermate
「オホホ、お姫様、オホホ、いやな」
と、これもちっともイヤでなさそうに、鶏娘も云ってしなをつくり、
(小次郎様に恋されて以来、お姫様も粋におなりになり、アジなことをおっしゃるよ)
と、こんなことを思っていた。
この月十五日に関東軍は、総勢こぞって京都を立ち大和路と佐々良路と天王寺路と、そうして伊賀路の四道から、赤坂の城へ向け出発した。
総勢二十万と号されていた。
中一日を旅に費やし、十七日赤坂へ到着した。
総大将は大仏陸奥守であった。
土地の豪族篠原左近、この人の館を本陣とし、その夜陸奥守は軍議を開いた。――というのは形式だけで、実は酒宴をひらいたのである。
部屋部屋の境いの襖を外し、こうこうとした広間とし、燈火のあかるくともしつらねた、その部屋の正面に毛皮を敷き、京都五条から連れて来たところの、白拍子鞍馬を膝へ引きよせ、これは五条の白拍子の、千山というのを胸へ寄らせ、悦に入っている坊主頭の、河越三河入道をニラメながら、
「三河どうじゃ、……いい女だろう。……千山、それでワザ師でな、……そうであろうがな、コーレ千山!」
「何を入道様仰せられますことやら」