Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

ja-reading.com

Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.

おちょうふじん

お蝶夫人

三浦 環

Leggi お蝶夫人 (おちょうふじん) di 三浦 環 (みうらたまき) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 123.730 caratteri · 242 schermate

Aozora Bunko

の最後のところに、

「アンドイアン、コンミンチアー」

というところの「コンミンチアー」を誰でもそのままうたうのですが、このテイタルフォは「コンミンチアーアーアー」とアーを三つものばして平気でうたう。みんな勢一杯の力を出してもアーと一度しかうたえないのに、アーアーアーと三つものばせるお化みたいな息の持主なのです。

牛と虎の吠えッこをやっているかと思うと、そのお隣の部屋では鴬の谷渡りのような発声練習が聴こえて来ます。それはボルジョリというテナーですが、このテナーがまた不思議なテナーで、コロラチュラソプラノ歌手同様どんな高い音でも自由自在に出るのです。これもお化みたいな声帯の持主なんです。そしてボルジョリの妙な癖というのが玉葱を生のまま刻んで食べることです。このオニオンのおかげで高い音が出るのだそうですが、このボルジョリが床の中で発声練習をしているのです。お得意の高い音からタタタタタ……とだんだん音階を上げて、どこまでもどこまでも高い音の発声練習で、知らない人が聴くとソプラノ歌手が練習しているものと聴こえるのに、これが堂々たる男の歌手の発声なのだから驚いてしまいます。