Classici giapponesi con furigana
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おちょうふじん
お蝶夫人
三浦 環
Leggi お蝶夫人 (おちょうふじん) di 三浦 環 (みうらたまき) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 123.730 caratteri · 242 schermate
をうたったことは申し上げるまでもなく、そのほかに端唄の「茄子とかぼちゃ」だの俗謡「きんにやもにや」をうたいましたところ、非常なセンセーションを起こしました。大体今日でもそうですし、まして二十数年前の当時独唱会というものは、音楽家が西洋のお経みたいなものをうたう、退屈なものだと相場がきまっていました。音楽家が発音さえ満足に出来ないドイツ語だの、イタリー語の歌詞に片仮名をつけて、その片仮名をうたう、うたっている御当人にもその歌がどんな詩であるのかわからないのだから、聴いている方ではなにをうたっているのかわからないのは当り前、だからお経を聴いているのとおんなじなのです。ひどいのになると、「愛の悦び」という、恋愛の悲しみをうたった歌を、結婚式のお祝いにうたった音楽家がいる。いくら音楽は思想をあらわさないといったところで、音楽ほど感情を率直にうたい出すものはないのですから、こんな無茶苦茶なことを平気でしている、多くの音楽家が世間から疎んぜられるのは自業自得です。
それから音楽家は、日本に昔からあった歌を馬鹿にして決してうたわないのです。これは鹿鳴館時代の間違った西洋崇拝の遺物であって、日本の古い歌にも良いものが非常に沢山あるのです。