Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

ja-reading.com

Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.

こどもふどき

こども風土記・母の手毬歌

柳田 国男

Leggi こども風土記・母の手毬歌 (こどもふどき) di 柳田 国男 (やなぎたくにお) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 142.761 caratteri · 278 schermate

Aozora Bunko

マハツブの話

一、遊戯と観察

それを年とってから娘たちに、またはかわいい孫たちにして聴かせる時に、思わず知らずこういう歌が心に浮かんで、それを山に棄てられにゆく老女の作のようにして、高い声を出して歌ったので、じっと聴いていた若い女たちも、親のありがたさをじんと胸にひびかせて、おそらくは皆涙ぐんだことだろうと思う。わたしは母にわかれてからもう五十年にもなるが、それでもこの歌を聴くと思い出して、いつも孝行の足りなかったことを悔み歎かずにはいられない。

マハツブの話

一、遊戯と観察

マハツブってなんだろう。そういう人はきっと多いと思うが、それを承知の上でわたしはこの話をする。めずらしい名まえは一ぺん聴くと、いつまでも覚えているものだからである。

マハツブはまたマノハチブともいう人がある。奥羽地方もずっと北のほうで、子どもたちのよく知っている一種の植物に、そういう名のものがある。本名はイガホオズキ、またオニホオズキともいうそうで、皆もよく知っている酸漿とともに、茄子科に属する草なのである。日本では北から南のはしまで、どこに行っても見られる野生の草だというが、自分などはまだこのおかしい昔話を聴いていなかったので、見たことはあるだろうが実はもう覚えていない。