Classici giapponesi con furigana
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こどもふどき
こども風土記・母の手毬歌
柳田 国男
Leggi こども風土記・母の手毬歌 (こどもふどき) di 柳田 国男 (やなぎたくにお) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 142.761 caratteri · 278 schermate
近いところでは神戸にも、このネンガラという語が行なわれていた。現在はもう木を尖らしたものでなく長さ四、五寸の鉄の棒の、さきの尖ったものを用いるというが、もちろん今はもう見られぬであろう。私などもまだ播州にいたころ、大きな西洋釘に紙の総を附けたものを、地面に打付けているのを見たことがあるが、危いといって持つことを許されなかった。しかしああいうものではとても関東などの根木打の面白さは味わえなかったろう。以前の競技は青年も加わり、それよりももっと複雑な、かつ興味の深いものではなかったかと思う。
有馬郡有野の唐櫃神社に伝わっているネングイというものなどは、正月二日の鬼打神事の一部で、はじめに的射の式があってそれの終った後、弓を地上においてその弓弦の前と後とに、櫨の木で作った杭を六本ずつ二度、合せて二十四本打ちこむ。閏年には二十六本、すなわち十三本の倍数を打つというから、多分はこれに由って月々の吉凶または晴雨を卜したのだろうと思うが、現在はもう自信がなくなったものか、それぞれ適当の場所に手を持ちそえて刺しこむことにしている。そういった変化は他の土地の、的射の式などにもおりおりに見られる。