Classici giapponesi con furigana
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ファラデーのでん
ファラデーの伝
愛知 敬一
Leggi ファラデーの伝 (ファラデーのでん) di 愛知 敬一 (あいちけいいち) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 77.305 caratteri · 153 schermate
二一 自分の研究
今日に保存されている。
二一 自分の研究
これまでのファラデーは智識を吸収する一方であったが、この頃からボツボツと研究を発表し出した。初めて講演をしたのは一八一六年の一月十七日で、市科学会でやり、また初めて自分の研究した論文を出したのもこの年で、「科学四季雑誌」(Quarterly Journal of Science)に発表した。講演は物質に関するもので、論文は生石灰の分析に就いてである。いずれもそう価値のあるものではない。
しかし、これは特筆に値いするものというて宜かろう。ささやかなる小川もやがては洋々たる大河の源であると思えば、旅行者の一顧に値いするのと同じく、ファラデーは講演者として古今に比いなき名人と謂われ、また研究者としては幾世紀の科学者中ことに群を抜いた大発見をなした偉人と称えられるようになったが、そのそもそもの初めをたずねれば、実にこの講演と研究とを発端とするからである。
かくファラデー自身が研究を始めることになって見ると、デビーの為めに手伝いする部分と、自分自身のために研究する部分との区別がつきにくくなり、これがため後には行き違いを生じたり、妬みを受けたりした。