Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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かぜのまたさぶろう

ポラーノの広場

宮沢 賢治

Leggi ポラーノの広場 (かぜのまたさぶろう) di Miyazawa Kenji (宮沢 賢治) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 67.062 caratteri · 135 schermate

Aozora Bunko

それからおれがもうけるんじゃないと云うので、悪いことをぐんぐんやるのもあまりよくない。だからみんな悪い。みんなを罪にしなければならない。けれどもそれではあんまりかあいそうだから、どうだ、みんな一ぺんに今の仕事をやめてしまえ。そこでフクジロはおれがどこかの玩具の工場の小さな室で、ただ一人仕事をして、時々お菓子でもたべられるようにしてやろう。あとのものはみんな頑丈そうだから自分で勝手に仕事をさがせ。もしどうしても自分でさがせなかったらおれの所に相談に来い。」

「かしこまりました。ありがとうございます。」みんなはフクジロをのこして赤山のような人をわけてちりぢりに逃げてしまいました。そこでネネムは一人の検事をつけてフクジロを張子の虎をこさえる工場へ送りました。

見物人はよろこんで、

「えらい裁判長だ。えらい裁判長だ。」とときの声をあげました。そこでネネムは又巡視をはじめました。

それから少し行きますと通りの右側に大きな泥でかためた家があって世界警察長官邸と看板が出て居りました。

「一寸はいって見よう。」と云いながらネネムは玄関に立ちました。その家中が俄かにザワザワしてそれから警察長がさきに立って案内しました。