Classici giapponesi con furigana
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かぜのまたさぶろう
ポラーノの広場
Leggi ポラーノの広場 (かぜのまたさぶろう) di Miyazawa Kenji (宮沢 賢治) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 67.062 caratteri · 135 schermate
「何か学問をして書記になりたいもんだな。もう投げるようなたぐるようなことは考えただけでも命が縮まる。よしきっと書記になるぞ。」
ペンネンネンネンネン・ネネムはお銭を払って店を出る時ちらっと向うの姿見にうつった自分の姿を見ました。
着物が夜のようにまっ黒、縮れた赤毛が頭から肩にふさふさ垂れまっ青な眼はかがやきそれが自分だかと疑った位立派でした。
ネネムは嬉しくて口笛を吹いてただ一息に三十ノットばかり走りました。
「ハンムンムンムンムン・ムムネの市まで、もうどれ位ありましょうか。」とペンネンネンネンネン・ネネムが、向うからふらふらやって来た黄色な影法師のばけ物にたずねました。
「そうだね。一寸ここまでおいで。」その黄色な幽霊は、ネネムの四角な袖のはじをつまんで、一本のばけものりんごの木の下まで連れて行って、自分の片足をりんごの木の根にそろえて置いて云いました。
「あなたも片足をここまで出しなさい。」
ネネムは急いでその通りしますとその黄色な幽霊は、屈んで片っ方の目をつぶって、足さきがりんごの木の根とよくそろっているか検査したあとで云いました。
「いいか。ハンムンムンムンムン・ムムネ市の入口までは、丁度この足さきから六ノット六チェーンあるよ。