Classici giapponesi con furigana
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しこんぞめについて
ポラーノの広場
Leggi ポラーノの広場 (しこんぞめについて) di Miyazawa Kenji (宮沢 賢治) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 22.934 caratteri · 50 schermate
それは昨日の夕方顔のまっかな蓑を着た大きな男が来て「知って置くべき日常の作法。」という本を買って行ったのでしたが山男がその男にそっくりだったのです。
とにかくみんなは山男をすぐ食堂に案内しました。そして一緒にこしかけました。山男が腰かけた時椅子はがりがりっと鳴りました。山男は腰かけるとこんどは黄金色の目玉を据えてじっとパンや塩やバターを見つめ〔以下原稿一枚?なし〕
どうしてかと云うともし山男が洋行したとするとやっぱり船に乗らなければならない、山男が船に乗って上海に寄ったりするのはあんまりおかしいと会長さんは考えたのでした。
さてだんだん食事が進んではなしもはずみました。
「いやじっさいあの辺はひどい処だよ。どうも六百からの棄権ですからな。」
なんて云っている人もあり一方ではそろそろ大切な用談がはじまりかけました。
「ええと、失礼ですが山男さん、あなたはおいくつでいらっしゃいますか。」
「二十九です。」
「お若いですな。やはり一年は三百六十五日ですか。」
「一年は三百六十五日のときも三百六十六日のときもあります。」
「あなたはふだんどんなものをおあがりになりますか。