Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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ヨブきこうえん

ヨブ記講演

内村 鑑三

Leggi ヨブ記講演 (ヨブきこうえん) di 内村 鑑三 (うちむらかんぞう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 92.828 caratteri · 185 schermate

Aozora Bunko

第四回には大風のために子女十人悉く死した。かく彼の所有物悉く失せしも、彼は「我れ裸にて母の胎を出でたりまた裸にてかしこに帰らん、エホバ与えエホバ取り給う、エホバの御名は讃むべきかな」と言いて「この事においてヨブは全く罪を犯さず神に向いて愚なる事を言わ」なかった。忍耐深きヨブよ。

◯第二章に進みては、エホバとサタンとは第二回目の対話に入るのである。エホバはヨブを称揚し、サタンはこれに対して言う「皮をもて皮に換うるなれば人はその一切の所有物をもて己の生命に換うべし、されど今汝の手を伸べて彼の骨と肉とを撃ち給え、さらば必ず汝の顔に向いて汝を詛わん」と。皮をもて皮に換うとは古い諺であってその意味は不明である。しかし多分A・B・デーヴィッドソン氏の言う如く、肉を以て肉に換うというと等しく、人は己が生命を全うせんためには骨肉の生命を犠牲に供するを厭わぬとの意であろう。故にサタンのこの語は「人は己が生命を全うせんためには何物をも犠牲にせんとする者にして、生命は彼の最貴重物なればもし神ヨブの生命を脅すあらば彼必ず神を詛わん」という意味に解すべきものであろう。かくてサタンはエホバの許しを得てヨブを撃ち、ヨブは癩病の襲うところとなった。