Classici giapponesi con furigana
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ヨブきこうえん
ヨブ記講演
内村 鑑三
Leggi ヨブ記講演 (ヨブきこうえん) di 内村 鑑三 (うちむらかんぞう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 92.828 caratteri · 185 schermate
次には鴉を挙げ、三十九章に入りては山羊、牝鹿、野驢馬、(野牛すなわち野生の牛)、駝鳥、鷹、鷲を挙げておのおの特徴を述べ、神の与えし智慧による各動物の活動を記して、人智のこれに関与し得ぬ弱さを示しておる。その一々の叙述について述べる時なきを遺憾とするが、十九―二十五節の馬(軍馬)の描写の如きは最も美わしきものである。カアライルはその『英雄崇拝論』中に、この馬の描写に対して大なる讃辞を呈している。アラビヤの勇壮なる軍馬の姿は、活けるが如くに描かれておるのである。聖書註解者よりもむしろ騎兵として実戦に臨みし人は、この描写の真に迫れるを知るであろう。(読者はヨブ記を開いて自らここを読まれたし)。
◯なお一例として三十八章末尾の鴉の記事を見るに「また鴉の子神に向いて呼わり食物なくして徘徊る時鴉に餌を与うる者は誰ぞや」とある。まことに簡単なる数語である。しかし意味は浅くない。神は鴉を養い給うとは詩篇にたびたび出ずる思想であり、また主イエスは「鴉を思い見よ稼かず穡らず倉をも納屋をも有たず、されども神はなおこれらを養い給う」というた(ルカ伝十二の二四)。鴉は人に嫌わるる鳥である。