Classici giapponesi con furigana
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まんようしゅうか
万葉秀歌
斎藤 茂吉
Leggi 万葉秀歌 (まんようしゅうか) di 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 213.820 caratteri · 427 schermate
(同・二八一)もやはりハギの気持である。以上を綜合して、「引馬野ににほふ榛原」も萩の花で、現地にのぞんでの歌と結論したのであった。以上は結果から見れば皆新しい説を排して旧い説に従ったこととなる。
○
いづくにか船泊すらむ安礼の埼こぎ回み行きし棚無し小舟 〔巻一・五八〕 高市黒人
これは高市黒人の作である。黒人の伝は審でないが、持統文武両朝に仕えたから、大体柿本人麿と同時代である。「船泊」は此処では名詞にして使っている。「安礼の埼」は参河国の埼であろうが現在の何処にあたるか未だ審でない。(新居崎だろうという説もあり、また近時、今泉氏、ついで久松氏は御津附近の岬だろうと考証した。)「棚無し小舟」は、舟の左右の舷に渡した旁板(※(「木+世」、第3水準1-85-56))を舟棚というから、その舟棚の無い小さい舟をいう。
一首の意は、今、参河の安礼の埼のところを漕ぎめぐって行った、あの舟棚の無い小さい舟は、いったい何処に泊るのか知らん、というのである。
この歌は旅中の歌だから、他の旅の歌同様、寂しい気持と、家郷(妻)をおもう気持と相纏っているのであるが、この歌は客観的な写生をおろそかにしていない。