Classici giapponesi con furigana
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あるくこと
三好十郎の仕事 第三巻
三好 十郎
Leggi 三好十郎の仕事 第三巻 (あるくこと) di 三好 十郎 (みよしじゅうろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 334.472 caratteri · 667 schermate
やっぱり、偏執狂というか――
男4 ああ。ああ。たまらねえ。……
男3 ちがう。俺あ、あの大将は、えらいと思う。つまり信念というかな、自分がこう思ったら、たった一人でもだ、ああしてがんばっているのは、よくよくの事だよ。なんかこう、神さまとか仏さまとか――つまり、そんなもんに近いような、おっそろしくえらい、この――
男1 フ……(声を出さないで嘲笑)
男3 なによ笑うんだ君あ?
男1 だって、精神病が、えらいとなったら君――
男3 精神病じゃねえよあの人は。だってどこもまちがってやしねえじゃねえか。よしんば気がちがっていたにしろだ、えらそうなエンテリづらをして、赤だいこんの腐ったようなマネをするよりや立派じゃねえか!
男1 なんだって、赤ダイコンだ?
男3 ……フ。お前さん、アカなんだろ? そいで、ペチャペチャにあやまっちゃって、タバコなぞを当てがってもらってシュキを書いてるそうだね? この戦争は聖戦でございますだって? ヘ、笑わしやがらあ。そんな奴よりや、エスさまの方を俺あ信用するね。
男1 いいだろう。それで、君は、ぜんたい何だよ?
男3 俺あスリだよ。闇屋だ。闇屋でスリで、ゴロツキだ。