Classici giapponesi con furigana
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あるくこと
三好十郎の仕事 第三巻
三好 十郎
Leggi 三好十郎の仕事 第三巻 (あるくこと) di 三好 十郎 (みよしじゅうろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 334.472 caratteri · 667 schermate
治子 (貴島に)……あのう、チョット、あたし、お願いが有るんですけど。どっか、あたしみたいな者の働らく口が有ったら、あの――
貴島 ヘ? あ、そうですかあ。そりゃ、あんた、いくらでも――(友吉とリクの後姿に向って)ヘッヘヘ、しかし、多過ぎると来ているんだ日本人は、死ななきゃならねえんだ三分の一はね。そういうソロバンになっているんだよ。生きていたいと、いくら思ったって、食物が、そんだけしきゃねえんだ。あたりめえだあ、つもっても見な、あんだけ大きなイクサをして、ペチャペチャに負けたんだあね。こんで、今迄のように無事にやって行けると思うのは、話がウマすぎらあ。ね、そうでしょう? あたりめえだあ。だもの、そこい、断食するんだって? ヘッ、そいつは、願ったりかなったりだろう、笑わしちゃいけねえや、そうじゃないですかね。ホッ、プップッ、おおけむいや! フウ!(といったのは、俊子が貴島や治子にお茶を入れようとして、よく見えない目で室の隅のシチリンに、紙くずや木の枝などを入れて、火をつけたのが、ひどくいぶって来る、その煙にむせたのである)どうも、まるで、こいつはタヌキかムジナの穴だあ! ヘッヘヘ、ホウ! ね、そうだろう、エスさま? あんだけの兵隊が、おれたちのために死んだんだぜ? え? そいで、残ったおれたちが、おれたち