Classici giapponesi con furigana
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あるくこと
三好十郎の仕事 第三巻
三好 十郎
Leggi 三好十郎の仕事 第三巻 (あるくこと) di 三好 十郎 (みよしじゅうろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 334.472 caratteri · 667 schermate
小笠原 そういえば、竜子さんはちょうど、入れかわりのなんだから、ご存じじゃなかったんでしたっけ? (竜子「はあ」とうなずく)やっぱり、此処の会員だった――(人見に)でしょう、先生?
人見 ……(それには答えず友吉に)どうしているの、ちかごろ……?
友吉 ええ、まあ――
人見 僕も行こう行こうと思いながら、忙しいものだから――(友吉の姿を見てから、なにかコチンと、どこか怒ったような調子になっている)
友吉 いえ、私こそ、あの――(そのような相手の調子を受取ることができない位になつかしい気持でいっぱいになっている)……クリスマスですね、先生。(クリスマス・ツリイを見る)実にキレイだ。(ニコニコして)僕は思い出すんです。戦争中のクリスマス――たしか三度、先生と治子さんと僕の三人きりでお祝いをして――一度はそこの林からヒイラギの、こんなチッチャイのを切って来て、そこに立てて、飾りがないもんだから、ローソクを三本立てて、三人で、ソトにきこえないように小さな声でサンビ歌を歌った。ハハ。……それが、しかし、こうしてやれるようになったんですから、実にありがたいですねえ。