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Classici giapponesi con furigana

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したやそうわ

下谷叢話

永井 荷風

Leggi 下谷叢話 (したやそうわ) di 永井 荷風 (ながいかふう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 122.971 caratteri · 246 schermate

Aozora Bunko

此れは具テレ体ヲ而モ微なりといふ悪言なり。仰せの通り『安政絶句』中に相洩し候にて微しく野心を相挟み、陶奴推刃之気味無きにしもあらず。誠に小量と謂つ可し矣。一体軽薄の人物にて心も雲の如く翻覆定り無く候。夫故江戸には門戸を維持するあたはず始終田舎へ而已飄泊致し候次第なり。『安政絶句』に相洩し候は敢て意あるに非らず。唯游歴而已致し候故止むことを得ず相洩し候儀に御座候。併乍ら小生と雲如とは自から具眼の人は弁別致し呉候間、此等之一些事には不平を抱き候儀は小生に於ては毛頭御座無く候。唯々雲如之世間狭く相成る可く気の毒の儀に御座候。

一、当今天下の形勢晋代五胡雑居の姿にも相成る可く、左候はゞ堂々たる皇国も羶腥に汚され歎かはしき事なり。最早有志の士も天下に意なく、山野に隠遁躬耕し、道を守るより向後は致方之無しと存候。老兄以て何如と為す。

右の件々御報の旁此の如くに御座候。当年は兎角不順の気候御保重成され可く候。頓首不宣。五月十三日。毅堂宣拝。春濤森賢契。梧右。」

わたくしはこの書簡を佐藤六石氏の『春濤先生逸事談』から転載した。書簡の裁せられた年は詳でない。しかし文中「星翁の家法」