Classici giapponesi con furigana
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したやそうわ
下谷叢話
永井 荷風
Leggi 下谷叢話 (したやそうわ) di 永井 荷風 (ながいかふう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 122.971 caratteri · 246 schermate
所載の作に見えている。作の題言に、「翠麓筑山ノ二先生ト同ジク新見伊州君ガ茅山ノ別業ニ遊ブ。」といい、また作中に「晩春仲五日。節属養花天。追陪両夫子。始此接芳筵。」〔晩春仲五日/節ハ養花天ニ属ス/両夫子ニ追陪シテ/始メテ此ニ芳筵ニ接ス〕の如き句がある。成島稼堂の死後その子柳北は初晴潭について詩を学んだようである。晴潭が生死の年月はいずれの書にも記載せられていない。わたくしは偶然遠山雲如が『墨水四時雑詠』の序によって、晴潭は雲如と同庚であることを知った。則文化七年庚午の生である。その没したのは安政三年丙辰八月二十五日、江戸の市街が風雨海嘯の害を被ったその夜である。この事もわたくしは成島柳北の『硯北日録』と題せられた日誌を見て初めて知ったのである。日誌の文では晴潭の死したのは病のためであったか、あるいは風災のためであったか明でない。それ故ここに日誌の文を抄録する。「廿六日庚戌。晴又有熱。似七月中旬。早起点検。墻垣尽仆。樹木半倒。(略)侯邸吏舎。商店農廬。或砕或傾。有水升屋。有風奪簷。噫亦甚矣。昨夜舟橋秋月没矣。吾聞訃慟而已。天何為者哉。(略)」〔廿六日庚戌。