Classici giapponesi con furigana
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『せっかずせつ』のけんきゅう
中谷宇吉郎集 第二巻
中谷 宇吉郎
Leggi 中谷宇吉郎集 第二巻 (『せっかずせつ』のけんきゅう) di 中谷 宇吉郎 (なかやうきちろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 83.098 caratteri · 172 schermate
鷹見久太郎氏は、ただいま泉石の日記、それは非常に膨大なものであるが、それを整理しておられる由であった。出来上ったらかなり貴重な資料になることと思われる。同氏の話の中で、泉石の人となりが分る面白い話があったので、その二、三を左に紹介することとする。
鷹見久太郎氏の話
『江戸時代の科学』に『雪華図説』の著者として鷹見泉石の名があげられているが、その考証をしたのは多分日下寛氏であっただろう。日下氏はもと帝大文学部の講師をしておられた人であるが、今は故人であって、それを調べる手掛りはない。
蘭鏡は残っていないが、望遠鏡などは残っている。これらの器械は日本橋のオランダ屋から買ったものである。
泉石の日記によると、これらの器械は一々取り寄せて試験をして買っていたらしい。望遠鏡を買う時なども、湯島の高台に上って市中を眺めたが、その日は霞んでいて見えず、改めて神田明神の高台へ行った。その時は市中が一望の下に実にはっきり見えたということである。もっともあまり熱心に見ていたら夕方晩くなってしまって、門が閉って出られなくなったので、神主に頼んでやっと出して貰った。ちょうど土井利位が寺社奉行をしていた頃なので、そういう点では便宜があったのであろう。