Classici giapponesi con furigana
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れいこせいめいむろく
令狐生冥夢録
田中 貢太郎
Leggi 令狐生冥夢録 (れいこせいめいむろく) di 田中 貢太郎 (たなかこうたろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 6496 caratteri · 14 schermate
※(「言+饌のつくり」、第3水準1-92-18)は恐る恐る前を見た。殿上の高い処に一人の王者が冕を被り袍を著て案に拠って坐っていた。その左右には吏員がおり、また鬼卒も控えていた。
鬼使は※(「言+饌のつくり」、第3水準1-92-18)を階段の下へ連れて往って、そこへ押し据えるようにした。
「ここに控えておれ」
※(「言+饌のつくり」、第3水準1-92-18)はそこへ跪いた。と、一人の鬼使は※(「言+饌のつくり」、第3水準1-92-18)の傍に残り、一人は階段を登って殿上へ往った。
「令狐※(「言+饌のつくり」、第3水準1-92-18)を捕えてまいりました」
すると王が頷いて、※(「言+饌のつくり」、第3水準1-92-18)の方を見おろして激しい声で言った。
「その方は儒書を読んでおりながら、自分の身を検束することを知らないで、みだらな辞を吐いて、我が官府をそしるとは、何事だ、その方を犁舌獄へ下すからそう思え」
その声が終るか終らないかに、三四人の鬼卒が※(「言+饌のつくり」、第3水準1-92-18)の処へ走ってきた。※(「言+饌のつくり」、第3水準1-92-18)はもう両手を掴まれ、頭髪を掴まれた。