Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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れいこせいめいむろく

令狐生冥夢録

田中 貢太郎

Leggi 令狐生冥夢録 (れいこせいめいむろく) di 田中 貢太郎 (たなかこうたろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 6496 caratteri · 14 schermate

Aozora Bunko

※(「言+饌のつくり」、第3水準1-92-18)は懼れて傍にある檻楯に掻きついた。

「放せ」

「何をする」

鬼卒達は※(「言+饌のつくり」、第3水準1-92-18)を引き放して曳きずって往こうとしたが、※(「言+饌のつくり」、第3水準1-92-18)は一生懸命に掻きついているのでなかなか放れない。

「しぶとい奴だ」

鬼卒達は無理にその手を引き放そうとした。と、その拍子に檻楯が折れた。※(「言+饌のつくり」、第3水準1-92-18)はもう犁舌の獄へ下らなければならなかった。彼は大声で叫んだ。

「令狐※(「言+饌のつくり」、第3水準1-92-18)は人間の儒士であります、罪がないのに刑を加えられようとしております、もし天がこれを見ておられるなら、どうか罪のないことを明かにしてください」

王の側に緑袍を著て笏を持った者が坐っていた。緑袍の男はこれを聞くと、王の方へ向って言った。

「あの男は、人の陰私を訐くことを好む者でございます、ただ罪を加えても伏しませんから、供書を取って、犯している罪を明かにするがよろしかろうと思います、そうすればとやかくいう詞がないと思われます」