Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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よしだしょういん

吉田松陰

徳富 蘇峰

Leggi 吉田松陰 (よしだしょういん) di 徳富 蘇峰 (とくとみそほう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 135.622 caratteri · 269 schermate

Aozora Bunko

則ち知る、その近因は水戸、尾張、越前、薩摩の諸藩士、江戸において、井伊直弼を襲殺せんとするの風説を聞き、むしろこの機に乗じて、井伊と同謀同罪なる間部詮勝を京都に要撃し、以て局面打破の先着を占めんと欲したるのみ。これ即ち松下村塾血誓書の出で来りたる所以なり。彼が心事は、またこの挙において齟齬せり。当時長州において藩政の枢機を掌る、周布政之助、長井雅楽の徒、松陰が才を愛せざるにあらず、また彼が心事を諒せざるにあらずといえども、彼が打撃的運動を以て、一藩の大事を破るものとなし、陽に陰にこれを沮めり。彼が公然なる脱走をなして間部の首を竿頭に貫き、天下に義を唱えんがため、京都に赴かんとするや、周布彼に告げて曰く、「勤王の事、藩政府既に成算あり、書生の妄動を費す勿れ、妄動止まずんば獄に投ぜんのみ」と。而して周布の力は彼が行をして十二月晦日まで延期せしめたり。而してこの延期中には如何なる変化をば彼が身に及ぼせしか。

過激の罪は十一月二十九日、彼をして再び家に厳囚せしめたり。而して同十二月五日、藩政府はさらにその父杉百合之助に向って、その投獄の命を伝えしめたり、曰く、「お聞込みの趣きこれ有り、最前の通り、借牢の儀願い出で候よう内移仰せ付けられ候」