Classici giapponesi con furigana
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よしだしょういん
吉田松陰
徳富 蘇峰
Leggi 吉田松陰 (よしだしょういん) di 徳富 蘇峰 (とくとみそほう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 135.622 caratteri · 269 schermate
特に封建制馭の道未だ全からず、各大名の野心あるもの、あるいは宗教を利用し、もしくは利用せられ、あるいは外邦と結托し、あるいは結托せられ、不測の変生ずるも未だ知るべからず。それ未だ知るべからず、而して早くも寛永十四年島原耶蘇教の乱において、その予測を試験せられたり。それ元和偃武以来、幾んど四半世紀、忽然として清平の天地に砲火を上げ、竪子を推して、孤城を嬰守し、赫々たる徳川覇府の余威を籍り、九州の大名これを合囲し、百戦老功の士これを攻め、年を改めて始めて抜くを得たり。而してこれがために教徒を殺すもの前後三十万人。それ羹に懲るものは膾を吹く。この時において鎖国令を布く、また実に止むを得ざるなり。嘗て阿媽港、呂宋を征せんと欲し、「図南の鵬翼何れの時にか奮わん、久しく待つ扶揺万里の風」と歌いたる独眼政宗も、今は「四十年前少壮の時、功名聊か復た私に期する有り。老来識らず干戈の事、ただ把る春風桃李の巵」と独語せしむるに到りぬ。平和は人をして眠らしめ、鎖国は雄心をして死せしむ。
鎖国令行われてより以来、我邦と通商するものは、僅かに支那、和蘭にして、その地方もまた長崎の猫額大の天地に限れり。