Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
よしだしょういん
吉田松陰
徳富 蘇峰
Leggi 吉田松陰 (よしだしょういん) di 徳富 蘇峰 (とくとみそほう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 135.622 caratteri · 269 schermate
彼れより来るものは、悉くこれを打払い、我より行かんとするものは、悉くこれを禁じ、その禁を侵すものは、これを遠島し、これを殺戮し、甚だしきは磔刑に処し、而してさらに五百石以上の軍船、三本檣の商船を作るを禁ず。これ鳥を籠中に封ずるのみならず、またその羽翼を殺ぐものなり。沿海一万五千三百里、今は空しく超うべからざるの天険となりぬ。さすがに波濤の健児たりし日本国民も、今は全く陸上動物となりぬ。
鎖国と共に、鎖藩の政略は、日本全州に行われ、函嶺の関所を通行するの難きは、仏人がアルサス、ローレンズを通行するの難きよりも難く、年々歳々東西南北の諸大名が、その行列供連を倶して、春鴻の去るが如く、春燕の来るが如く、参勤交代の制によりて、江戸とその領地との間を去来したるの外は、日本国内の往来交通すら殆んど自由ならざりしなり。この時において国民の膨脹性、全く枯死せざらんとするも、それ豈に得べけんや。
封建武士の思想には、鶏犬相聞う隣藩すら、相関らず。何ぞいわんや海外万里の世界をや。栄螺はその殻を以て天地となし、蓑虫はその外包を以て世界とす。封建武士の心胆は、その腰間に横う双刀の外に出でず。