Classici giapponesi con furigana
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ちめいのけんきゅう
地名の研究
柳田 国男
Leggi 地名の研究 (ちめいのけんきゅう) di 柳田 国男 (やなぎたくにお) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 176.308 caratteri · 347 schermate
とある馬留標がすなわちこれである。また弘仁内裏式五月六日の観馬射式の条、
当第三的南 建標木
到此標木下、定馬遅速云々
とある標木もそれで、賀茂でなくともまた競馬でなくとも、地を限り境を定むるのが標であった。『釈日本紀』巻二十秘訓、白雉元年の条に、
堺標 サカイノシメ
すなわち標は我々の注連縄のシメ、また「紫野ゆきシメ野行き」の古歌に歌った紫野のシメと同じく堺を限って土地を占める方式を意味していた。
田舎の人がその標を字音のままに、ヘウまたはヒョウなどと呼んでいたというのも空想でない。たとえば『談海集』巻二十二、寛文十一年九月九日、摂州芥川の仇討の物語の中、松下助五郎が東海道を上るとて江戸を発足する条に、芝を過ぎて高輪を通るとて同行者岩崎覚左衛門が狂歌、
物の名もところによりてかはりけりヘヲとは謂はで高名和と謂ふ
今の高輪は浜沿いの低地を通行するゆえに、あるいは高縄手の省略のように解した人もあったが、以前は二本榎の通りを八ツ山の方へ出たもので、明らかにタカハナワであった。ハナワは塙の和字が示すように岡の上のことである。多分アイヌ語のパナワと同一であり、雑居の時代に彼から採用した地名と思う。