Classici giapponesi con furigana
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キリストしんとのなぐさめ
基督信徒のなぐさめ
内村 鑑三
Leggi 基督信徒のなぐさめ (キリストしんとのなぐさめ) di 内村 鑑三 (うちむらかんぞう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 51.320 caratteri · 100 schermate
霊魂とは存せざるものにしてただ体力の結果なりと、しからば何故に余の体力の衰うると同時に余の霊魂のますます光沢を加うるや、厳冬余の頭上に宿るに余の心は永久の春のごとし。ヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽ
わが生涯の終りに近づくに及んで他界の美音ますます明瞭に余の耳に達するを覚ゆ、その声驚くべくしてまた単純なり、雅歌のごとくにして歴史様の事実なり、余は半百年間散文に詩文に歴史に哲学に戯曲に落首に余の思想を発表したり、しかしてなお余の心に存する千分の一だも言い尽さざりしを知る、余は墓に入る時余は一日の業を終えたりと言うといえども、余の一生を終えたりと言う能わず、余の仕事は明朝また再び始まらんとす、墓とは道路の行詰りにあらずして、他界に達する通り道なり、暁に至る昧爽なり。
余はこの世に存する間は働くなり、この世は余の本国なればなり、余の事業は始めかけたり、余の築かんとする塔は漸く土台石の据附を終えたり、その竣工は永久の仕事なり、余の長久を渇望するは余の永久の生を有する