Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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しおばらたすけいちだいき

塩原多助一代記

三遊亭 円朝

Leggi 塩原多助一代記 (しおばらたすけいちだいき) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 138.733 caratteri · 274 schermate

Aozora Bunko

事をしやアがって、今年になるまでくっついて居て、其の亭主が邪魔になるもんだから追出してしまいてえと思い、科もねえ者へ不義の名を附けようとするだ、太い阿魔じゃねえか」

と云いながら懐より手紙を取出し、

太「なに/\名前は丹三郎さま参るおえいより、何だ手を出さねえでもえゝよ、似た名もいけい事あるもんだ」

おえいより丹三郎さまと聞くより、おかめも顔色変え、

かめ「詰らない事をおしなさるな」

と云いながら太左衞門の持っている手紙を取りに掛る。

太「手を出さなくってもいゝよ、斯ういう悪い事をする太い阿魔があるだが、天命で此の文を落し、己が手に入るのは罰だ、併しこれも世間へ出せねえ文、己ア娘の書いた此の文も世間へ出せねえ文だから、此の二通とも一緒にして囲炉裏の中へ投焚べて反故にすべえじゃねえか、私に預けておくんなさい、世間へ知れゝば家に疵が附いて、お互の恥だ」

と云われておかめは丹治父子と目と目を見合せ、おど/\しながら、

かめ「お前さんが入って口をきいて下さいましたから、これからは当人も謹みましょうし、実にどうも捨て置かれませんから折檻しましたが、そんなら此の手紙はお前さんに預けますから、どうでも好い