Classici giapponesi con furigana
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おうしゅうにおけるみたちふじわらし
奥州における御館藤原氏
喜田 貞吉
Leggi 奥州における御館藤原氏 (おうしゅうにおけるみたちふじわらし) di 喜田 貞吉 (きたさだきち) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 17.211 caratteri · 34 schermate
しかも彼またこれをいかんともする能わず、ついにこの議定があったのである。『玉葉』これを記して曰く、
此事先日有二議定一事也。天下之恥何事如レ之哉。可レ悲々々。
と。いわゆるその先日の議定なるものは同月六日の条に、
関東賊徒(頼朝)猶未レ及二追討一。余勢強大之故也。以二京都官兵一、輒難二攻落一歟。仍以二陸奥住人秀平一可レ被レ任二彼国史判一之由、前大将(平宗盛)所二申行一也。件国素大略虜掠。然者拝任何事之有哉。如何。……。
余申云。追討之間事、偏大将軍之最也。而前大将被二申計一之趣不レ可レ及二異議一。然者秀平任二奥州一、何事之有哉。凡此事等、惣以非二道理之所一レ推。事已難レ治。仍不レ顧二後害一、不レ知二傍難一、為レ成二当時事一、可レ被レ行レ之也。
とあって、これに対して内心、「天下の恥何事か之に如かんや」と悲しんだ右大臣兼実も、後害を顧みるにいとまなく、傍難の有無をも考えず、やむを得ず素直に同意を表したのであった。しかも宗盛が推挙の理由とするところに至っては、すでに大半虜掠されている陸奥国のことであるから、今さら惜しむには足らぬというに至っては沙汰の限りであるが、当時の事情は実際その押領虜掠を認めねばならぬのであったのだ。