Classici giapponesi con furigana
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ふえふきがわのじょうりゅう(ひがしさわとにしさわ)
山の憶い出 上
木暮 理太郎
Leggi 山の憶い出 上 (ふえふきがわのじょうりゅう(ひがしさわとにしさわ)) di 木暮 理太郎 (こぐれりたろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 284.014 caratteri · 565 schermate
神前には紅白の落雁が四つ供えてある、三十銭を奉納してこの供物をいただき、弁当の残りだというみずやき(うどん粉を溶いた中に菜漬を入れて焼いたもの)を一つ老人から貰い受け、少し気力を恢復して、一里の暑い野原路を台ヶ原までまっしぐらに急いだ。
思えば食慾と空腹とに始終したような甲斐駒の山旅、幾十年をへだてて今この文を草していると、其時の苦しさがまざまざと記憶に蘇って来るのを感ずる。(明治二十九年十月稿、昭和十一年十月補)
(「木曾駒」――昭和一〇、一一 『登山とはいきんぐ』)
(「甲斐駒」――昭和一二、一 『山と渓谷』)