Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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かいだんぼたんどうろう

怪談牡丹灯籠

三遊亭 円朝

Leggi 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 123.879 caratteri · 246 schermate

Aozora Bunko

久「それじゃア旦那は云わねえのかえ」

みね「当前サ、旦那が私に改まってそんな馬鹿な事をいう奴があるものかね」

久「アレヘエそれじゃアおらが困るべいじゃアねえか、旦那どんが己れにわれえ喋るなよと云うたに、困ったなア」

みね「ナニお前の名前は出さないから心配おしでないよ」

久「それじゃア私の名前を出しちゃアいかねえよ、大きに有難うござりました」

と久藏は立帰る。おみねは込上る悋気を押え、夜延をして伴藏の帰りを待っていますと、

伴「文助や明けてくれ」

文「お帰り遊ばせ」

伴「店の者も早く寝てしまいな、奥ももう寝たかえ」

といいながら奥へ通る。

伴「おみね、まだ寝ずか、もう夜なべはよしねえ、身体の毒だ、大概にして置きな、今夜は一杯飲んで、そうして寝よう、何か肴は有合でいゝや」

みね「何もないわ」

伴「かくやでもこしらえて来てくんな」

みね「およしよ、お酒を宅で飲んだって旨くもない、肴はなし、酌をする者は私のようなお婆さんだから、どうせ気に入る気遣いはない、それよりは笹屋へ行ってお上りよ」

伴「そりゃア笹屋は料理屋だから何んでもあるが、寝酒を飲むんだから一寸海苔でも焼いて持って来ねえな」