Classici giapponesi con furigana
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ししょ
戦国武士道物語 死處
山本 周五郎
Leggi 戦国武士道物語 死處 (ししょ) di 山本 周五郎 (やまもとしゅうごろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 16.176 caratteri · 33 schermate
これに対して武田勢は、先陣に小山田信茂、山県昌景、内藤昌豊、小幡信貞ら。だい二陣に馬場信春、武田勝頼ら。信玄の本隊はその後づめとなり、魚鱗の陣形をもって南下し来った。
午後四時、たがいの先鋒に依って合戦のひぶたは切られた。
老獪にして経験ふかき信玄の戦術は、まだわかき家康の敵すべきところではなかった。援軍の将佐久間信盛まず敗れ、おなじく滝川一益も戦場を捨てた。戦はみるみる苦戦におちいり、本多忠勝、酒井忠次、石川数正らおおいに反撃したが、夕闇の頃にいたって全軍の敗勢おおうべくもなく、家康はついに退却の命を発した。しかも彼は乗馬を曳かせてこれにまたがり、
「旗本のめんめんはわれと共にしんがりせよ、余の隊は浜松までひけ、しんがりは旗本にてひきうけたぞ」
とさけんだ。そしてみずから本隊と共にしっぱらい(殿軍)となり、追いかかる敵とたたかいつつ退却していった。
けれども武田勢の追げきはげしく、本多忠真死し松平康純死し、鳥居信元、成瀬正義、米津政信らあいついで討ち死をとげた。しかも敵軍の右翼は大きく西へ迂回して、徳川軍の退路をまさに断たんとしている。家康は激怒のあまり死を決し、