Classici giapponesi con furigana
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しんちょうき
新潮記
山本 周五郎
Leggi 新潮記 (しんちょうき) di 山本 周五郎 (やまもとしゅうごろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 155.541 caratteri · 305 schermate
といったという」
「有名な話だね」
「しかし虚妄の伝説だ」
大助は訝しげに見かえった、「虚妄の説だって、なぜさ」
「よく考えてみろ、元はそれより以前からしばしば国使をよこして隷属すべしと威脅している、しかしそれに対して日本はつねに断乎たる拒絶の態度を示していた、そこで文永十一年に元軍は壱岐対馬へ来寇し実力を見せてから又しても杜世忠ら五人の使者をもって臣従を迫った、そのとき時宗は怒って使者たちを斬ってしまった、いいか、国使五人を斬って捨てるということは、時宗の決意がどこにあったかをはっきりと示している、そのときすでにいかなる事態が将来するかわかっていたんだ、それなのに元軍が来寇したと聞いて、慌てて『大事到来せり、どうしたらいいか』などと禅僧の門を叩く、そんなばかな、うろたえたはなしがあると思うか」秀之進はさらに続ける、「時宗の決意は杜世忠らを斬ったときすでにきまっているんだ、いざとなって、慌てて禅僧のところへどうしたらいいかと聞きにゆくほど不確実なうろたえものなら、国使五人を斬るなどという断乎たることができるわけはない、『獅子児よく吼えたり』というこの※(「插」