Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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ぎんがてつどうのよる

新編 銀河鉄道の夜

宮沢 賢治

Leggi 新編 銀河鉄道の夜 (ぎんがてつどうのよる) di Miyazawa Kenji (宮沢 賢治) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 135.030 caratteri · 274 schermate

Aozora Bunko

)

大将「いかん、いかん、エボレットを壊しちゃいかん。」

特務曹長「いいえ、すぐ組み立てます。もう片っ方拝見いたしたいものであります。」

大将「ふん、あとですっかり組み立てるならまあよかろう。」

特務曹長「なるほど金無垢であります。すぐ組み立てます。」(一箇をちぎり曹長に渡す。以下これに倣う。各皮を剥く。)

大将(愕く。)「あっいかんいかん。皮を剥いてはいかんじゃ。」

特務曹長「急ぎ呑み下せいおいっ。」(一同嚥下。)

大将(泣く。)「ああ情けない。犬め、畜生ども。泥人形ども、勲章をみんな食い居ったな。どうするか見ろ。情けない。うわあ。」

(泣く。)(兵卒悄然たり。)

(兵卒らこの時漸く饑餓を回復し良心の苛責に勝えず。)

兵卒三「おれたちは恐ろしいことをしてしまったなあ。」

兵卒十「全く夢中でやってしまったなあ。」

兵卒一「勲章と胃袋にゴム糸がついていたようだったなあ」

兵卒九「将軍と国家とにどうおわびをしたらいいかなあ。」

兵卒七「おわびの方法が無い。」

兵卒五「死ぬより仕方ない。」

兵卒三「みんな死のう、自殺しよう。」

曹長「いいや、みんなおれが悪いんだ。おれがこんなことを発案したのだ。