Classici giapponesi con furigana
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にっししんぜんさくいかん
日支親善策如何
大隈 重信
Leggi 日支親善策如何 (にっししんぜんさくいかん) di 大隈 重信 (おおくましげのぶ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 4462 caratteri · 9 schermate
それでこれを救うには、宜しく解毒剤を施すに限る。毒を解いてやるのが必要だ。今次数度の革命は一体何から起ったかというに、人に由って色々な観察をなしている。これを以て単に権力の争奪から起ったのであるという者もあるけれども、必ずしもそればかりではあるまい。つまり、西洋の文明――高度なる文明に接触して多年の宿弊を一掃しようと志したので起ったのだと思う。同じく東洋に国を為している日本が逸早く世界的文明の潮流に棹さして、彼の長を採ると共に我の短を補い、およそ世界の善を見てこれに移った結果、今日の新文明を産み出したのを見ると、日本と同文同種なる支那もまた現在の境遇より脱却しようと思い立ったと同時に、欧州列国の圧迫もあるので、ついにいわゆる変法自疆を行い、科挙の制を廃して新学を興し、以て人材登庸の道を与えようとしたのである。これはもっともな次第である。即ち日本の文明――明治の維新と共に世界的競争に堪え得らるるに至った国運の発展――日本今日の勃興こそ支那民族に対する一大刺戟となり、これが中毒症に悩んでいる支那民族には一種の良薬となった訳だ。日本の開国は提督ペルリの来朝が大なる刺戟となったと同様、支那は今やまさにこの一大刺戟者たる日本の勃興に促されて、百般の改革を断行せんとするのだ。