Classici giapponesi con furigana
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うんめい
日本の文学 3 五重塔・運命
幸田 露伴
Leggi 日本の文学 3 五重塔・運命 (うんめい) di 幸田 露伴 (こうだろはん) in giapponese con furigana. JLPT N1. Tocca una parola per il significato.
N1 · avanzato · kanji e kana moderni · 100.648 caratteri · 198 schermate
直慷慨にして、避くるところ無し。嘗て制度未だ備わらずして諸王の服乗も太子に擬せるを見、太祖に直言して、嫡庶相乱り、尊卑序無くんば、何を以て天下に令せんや、と説き、太祖をして、爾の言是なり、と曰わしめたり。其の人となり知る可きなり。敬の密疏は、宗藩を裁抑して、禍根を除かんとなり。されども、帝は敬の疏を受けたまいしのみにて、報じたまわず、事竟に寝みぬ。敬の言、蓋し故無くして発せず、必らず窃に聞くところありしなり。二十余年前の葉居升が言は、是に於て其中れるを示さんとし、七国の難は今将に発せんとす。燕王、周王、斉王、湘王、代王、岷王等、秘信相通じ、密使互に動き、穏やかならぬ流言ありて、朝に聞えたり。諸王と帝との間、帝は其の未だ位に即かざりしより諸王を忌憚し、諸王は其の未だ位に即かざるに当って儲君を侮り、叔父の尊を挟んで不遜の事多かりしなり。入京会葬を止むるの事、遺詔に出づと云うと雖も、諸王、責を讒臣に托して、而して其の奸悪を除かんと云い、香を孝陵に進めて、而して吾が誠実を致さんと云うに至っては、蓋し辞柄無きにあらず。諸王は合同の勢あり、帝は孤立の状あり。