Classici giapponesi con furigana
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しゅんすいとさんば
春水と三馬
桑木 厳翼
Leggi 春水と三馬 (しゅんすいとさんば) di 桑木 厳翼 (くわきげんよく) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 4059 caratteri · 9 schermate
即ち此書は大衆作家春水の絶筆たる大衆向教訓書といってもよいであろう。
次に挙げた『赤本智恵鑒』が如何なる文学史的地位を有するかは知らない。其作者は序文によると臍斎主人飯袋子といい、明和七年の出版となって居るから、三馬歿年の文政四年を距ること正に五十二年である。赤本は文学史家の一斉に軽視する所であり、単に童蒙の娯楽書に過ぎぬように思われて居るし、実際其に違いあるまい。其故に是が仮りに前記春水の作のように日本に稀な書物であっても別に学問上の意味もないであろうが、ただ式亭の印のある此書は恐らくは唯一と見てもよいであろう。
今その体裁を見れば、史書に記載してある通り、赤色若しくは樺色の半紙大絵入り五冊本で、各十二、三枚で各巻は大体二題目より成り、漢字交り総振仮名であって、後世の絵本と同様である。其題目を挙げれば。巻之一、先生伝、鼠の芸尽し。巻之二、犬と猿の相撲、鵜の真似する烏。巻之三、佐々良三八、十王の勧進。巻之四、烏勘左衛門、獣の伉侠。巻之五、大酒金平 である。私はまだ此書に就て専門家の教を仰がないから、或は遼東の豕に類するかも知れないが、順序として一応各巻の梗概を記すこととする。